2016/02/23 EdgeMAX シリーズのファームウェア v1.8.0 がリリースされました。
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EdgeOS とは、Ubiquiti Networks の製品 EdgeRouter シリーズに採用されている OS です。 | EdgeOS とは、Ubiquiti Networks の製品 EdgeRouter シリーズに採用されている OS です。 | ||
乱暴な言い方をすれば、Vyatta という Debian ベースのネットワーク機器向け OS の派生版です。MIPS という種類の CPU で動作するようにした他、Web UI などの独自機能を盛り込んでできています。 | 乱暴な言い方をすれば、Vyatta という Debian ベースのネットワーク機器向け OS の派生版です。MIPS という種類の CPU で動作するようにした他、Web UI などの独自機能を盛り込んでできています。 | ||
= EdgeRouter 概要 == | == EdgeRouter 概要 == | ||
EdgeRouter は、SOHO 向け性能を持ちつつも、コストパフォーマンスが非常に優れた有線ルーターで、海外で人気が出ている製品です。 | EdgeRouter は、SOHO 向け性能を持ちつつも、コストパフォーマンスが非常に優れた有線ルーターで、海外で人気が出ている製品です。 | ||
商品例は、以下になります。最近になって、Amazon でも 1万円前後から購入可能になってきました。 | 商品例は、以下になります。最近になって、Amazon でも 1万円前後から購入可能になってきました。 | ||
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== 他製品との違い == | == 他製品との違い == | ||
Buffalo や NEC 等の家庭用有線/無線ルーターは、専用の管理画面から簡易な設定しか行えません。また、ルーターの稼働状況も非常に限られた項目しか確認できません。 | Buffalo や NEC 等の家庭用有線/無線ルーターは、専用の管理画面から簡易な設定しか行えません。また、ルーターの稼働状況も非常に限られた項目しか確認できません。 | ||
SOHO向けルーターや、業務用ルーターでは、詳細に管理・設定が行えます。稼働状況も家庭向けとは違うレベルの詳細な状況確認が行えます。その代わり、設定の仕方は家庭用ルーターの方が簡単になっています。 | |||
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Ubiquiti Networks の製品 EdgeRouter シリーズに採用されている OS です。 | Ubiquiti Networks の製品 EdgeRouter シリーズに採用されている OS です。 | ||
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Vyatta は、Linux の Debian ベースのルーター用 OS です。現在は Brocade Communication Systems という会社が所有しているため、コミュニケーションフォークとして、VyOS が生まれています。 | Vyatta は、Linux の Debian ベースのルーター用 OS です。現在は Brocade Communication Systems という会社が所有しているため、コミュニケーションフォークとして、VyOS が生まれています。 | ||
= VyOS・Vyatta との違い = | == VyOS・Vyatta との違い == | ||
== MIPS で動作 == | === MIPS で動作 === | ||
VyOS は、x86 や VM上での動作のみをサポートしていて、ARM や MIPS をサポートしていません。実際のルーターは省電力性能も求められますので、Ubiquiti Networks の方で、MIPS | VyOS は、x86 や VM上での動作のみをサポートしていて、ARM や MIPS をサポートしていません。実際のルーターは省電力性能も求められますので、Ubiquiti Networks の方で、MIPS で動作するようにしたのだと思われます。 | ||
== Web UI を用意 == | CPU に MIPS を用いることにより、消費電力は [[EdgeRouter X : ER-X|EdgeRouter X : ER-X]] で 5W、[[EdgeRouter Lite : ERLite-3|Edge Router Lite]] で 7W のように、10W 以下になっています。 | ||
=== Web UI を用意 === | |||
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EdgeRouter X : ER-X | |||
EdgeRouter X SFP : ER-X-SFP | |||
EdgeRouter Lite : ERLite-3 | |||
EdgeRouter PoE : ERPoe-5 | |||
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2015年9月15日 (火) 16:34時点における版
当サイトは、Ubiquiti Networks 社の製品 EdgeMax シリーズの有線ルーターである、 EdgeRouter シリーズに搭載されている、EdgeOS についての日本語情報を提供するサイトです。 ただし、Ubiquiti Networks とは何の関係も無く、非公式に第三者が勝手に発信している情報である点ご了承下さい。
EdgeOS 概要
EdgeOS とは、Ubiquiti Networks の製品 EdgeRouter シリーズに採用されている OS です。
乱暴な言い方をすれば、Vyatta という Debian ベースのネットワーク機器向け OS の派生版です。MIPS という種類の CPU で動作するようにした他、Web UI などの独自機能を盛り込んでできています。
EdgeRouter 概要
EdgeRouter は、SOHO 向け性能を持ちつつも、コストパフォーマンスが非常に優れた有線ルーターで、海外で人気が出ている製品です。 商品例は、以下になります。最近になって、Amazon でも 1万円前後から購入可能になってきました。
他製品との違い
Buffalo や NEC 等の家庭用有線/無線ルーターは、専用の管理画面から簡易な設定しか行えません。また、ルーターの稼働状況も非常に限られた項目しか確認できません。 SOHO向けルーターや、業務用ルーターでは、詳細に管理・設定が行えます。稼働状況も家庭向けとは違うレベルの詳細な状況確認が行えます。その代わり、設定の仕方は家庭用ルーターの方が簡単になっています。
EdgeOS とは
Ubiquiti Networks の製品 EdgeRouter シリーズに採用されている OS です。
VyOS Wiki には以下の記述があります。
EdgeOS is a fork of Vyatta developed by Ubiquiti Networks. It runs only on custom hardware based on Cavium Octeon chips.
(大体の訳) EdgeOS は、Ubiquiti Networks が開発した Vyatta のフォークです。Cavium の Octeon チップセットベースのカスタムハードウェア上でのみ動作します。
Vyatta は、Linux の Debian ベースのルーター用 OS です。現在は Brocade Communication Systems という会社が所有しているため、コミュニケーションフォークとして、VyOS が生まれています。
VyOS・Vyatta との違い
MIPS で動作
VyOS は、x86 や VM上での動作のみをサポートしていて、ARM や MIPS をサポートしていません。実際のルーターは省電力性能も求められますので、Ubiquiti Networks の方で、MIPS で動作するようにしたのだと思われます。
CPU に MIPS を用いることにより、消費電力は EdgeRouter X : ER-X で 5W、Edge Router Lite で 7W のように、10W 以下になっています。