2016/02/23 EdgeMAX シリーズのファームウェア v1.8.0 がリリースされました。
詳細はこちら をご覧下さい。

「接続」の版間の差分

提供:EdgeOS 日本語Wiki [非公式]
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
 
(同じ利用者による、間の3版が非表示)
3行目: 3行目:
当ページでは、Edge Router の設定を行うための接続方法の概要をご紹介します。
当ページでは、Edge Router の設定を行うための接続方法の概要をご紹介します。


( 未完成 )


== Web UI へのアクセス方法 ==
== Web UI へのアクセス方法 ==
10行目: 9行目:
* EdgeRouter の eth0 ポートに接続します。
* EdgeRouter の eth0 ポートに接続します。
* EdgeRouter の IP アドレス初期値は、192.168.1.1 です。
* EdgeRouter の IP アドレス初期値は、192.168.1.1 です。
* EdgeRouter は、初期状態では、DHCP サーバー機能が Off になっています。
* EdgeRouter の初期設定 (工場出荷状態) では、'''DHCP サーバー機能が Off''' になっています。


==== 作業手順 ====
==== 作業手順 ====
18行目: 17行目:
# ブラウザから http'''s'''://192.168.1.1 にアクセスする。
# ブラウザから http'''s'''://192.168.1.1 にアクセスする。
# SSL証明書の警告が表示されるが、無視して接続する。
# SSL証明書の警告が表示されるが、無視して接続する。
# [[#初期ユーザー・パスワード]] でログインする。
# [[#初期ユーザー・パスワード|初期ユーザー・パスワード]] でログインする。
 


== CLI (コマンドラインインターフェース) へのアクセス方法 ==
== CLI (コマンドラインインターフェース) へのアクセス方法 ==
=== Web UI の CLI ウィンドウを利用する場合 ===
==== ポイント ====
* [[#Web UI へのアクセス方法 | Web UI への接続設定が済んでいる]]必要があります。
* ブラウザの再読み込みによって、以下のような問題が発生したりします。特にブラウザの自動リロードを On にしている方は、Off にしておいた方が良いかと思います。
** リロードの度に CLI を開きなおし、再びログインが必要になります。
** リロード前に Configure モードで設定した内容は、全てクリアされ、位置から設定し直す必要があります。
==== 作業手順 ====
# Web UI にアクセスし、[[#初期ユーザー・パスワード|初期ユーザー・パスワード]] でログインします。
# Web UI 画面右上の 「CLI」ボタンをクリックします。
# 画面中央に現れる半透明の 「CLI」ウィンドウにて、再度 [[#初期ユーザー・パスワード|初期ユーザー・パスワード]] でログインします。
=== シリアル接続 (コンソール接続) を行う場合 ===
=== シリアル接続 (コンソール接続) を行う場合 ===
==== ポイント ====
==== ポイント ====
27行目: 40行目:


==== 作業概要 ====
==== 作業概要 ====
# RJ45-to-DB9 ケーブル<ref group="注釈" name="RJ45 to DB9 ケーブル" />を用意する。
# RJ45 コネクタと、接続するマシンを繋ぐ以下のようなケーブルを用意します。
#* RJ45-to-DB9 ケーブル<ref group="注釈" name="RJ45 to DB9 ケーブル" />
#* RJ45-to-USB ケーブル<ref group="注釈" name="RJ45 to USB ケーブル" />
# 用意したケーブルの RJ45 コネクタ を EdgeRouter の Console ポートに接続する。
# 用意したケーブルの RJ45 コネクタ を EdgeRouter の Console ポートに接続する。
# 以下の設定で、Terminal Emulator ソフト<ref group="注釈" name="Terminal Emulator" />からシリアル接続を行います。
# 以下の設定で、Terminal Emulator ソフト<ref group="注釈" name="Terminal Emulator" />からシリアル接続を行う。
#* Baud rate : '''115200'''
#* Baud rate : '''115200'''
#* Data bits : '''8'''
#* Data bits : '''8'''
37行目: 52行目:




====== 注釈 ======
{{EON.references | 注釈}}
<div style="font-size:smaller;">
<references group="注釈">
<references group="注釈">
<ref group="注釈" name="RJ45 to DB9 ケーブル" >
<ref group="注釈" name="RJ45 to DB9 ケーブル" >
RJ45-to-DB9 ケーブル の例
RJ45-to-DB9 ケーブル の例
{{ProductLink > Cable > RJ45 to DB9 ケーブル}}
{{ProductLink > Cable > RJ45 to DB9 ケーブル}}
</ref>


 
<ref group="注釈" name="RJ45 to USB ケーブル" >
最近では、RJ45-to-USB ケーブルの方が便利かも知れません。
最近では、RJ45-to-USB ケーブルの方が便利かも知れません。
{{ProductLink > Cable > RJ45 to USB ケーブル}}
{{ProductLink > Cable > RJ45 to USB ケーブル}}
</ref>
</ref>


<ref group="注釈" name="Terminal Emulator">
<ref group="注釈" name="Terminal Emulator">
56行目: 70行目:
</ref>
</ref>
</references>
</references>
</div>
 


=== SSH (LAN 接続) を行う場合 ===
=== SSH (LAN 接続) を行う場合 ===
==== 作業概要 ====
==== ポイント ====
* EdgeRouter の eth0 ポートに接続します。
* EdgeRouter の IP アドレス初期値は、192.168.1.1 です。
* EdgeRouter の初期設定 (工場出荷状態) では、'''DHCP サーバー機能が Off''' になっています。
* EdgeRouter の初期設定 (工場出荷状態) で、'''SSH サーバー機能は On''' になっています。
 
 
==== 作業手順 ====
# 接続するマシンのネットワーク設定を 192.168.1.2/24 などに'''手動で'''設定する。
#: ※ EdgeRouter の初期 IP アドレスである、192.168.1.1 と通信できるようにします。
# 接続するマシンから EdgeRouter の eth0 ポートに LAN ケーブルを接続する。
# SSH クライアントから 192.168.1.1 (Port 22) にアクセスする。
# [[#初期ユーザー・パスワード|初期ユーザー・パスワード]] でログインする。
 


=== Telnet (LAN 接続) を行う場合 ===
=== Telnet (LAN 接続) を行う場合 ===

2015年12月11日 (金) 13:42時点における最新版

このページの概要

当ページでは、Edge Router の設定を行うための接続方法の概要をご紹介します。


Web UI へのアクセス方法

LAN 接続を行う場合

ポイント

  • EdgeRouter の eth0 ポートに接続します。
  • EdgeRouter の IP アドレス初期値は、192.168.1.1 です。
  • EdgeRouter の初期設定 (工場出荷状態) では、DHCP サーバー機能が Off になっています。

作業手順

  1. 接続するマシンのネットワーク設定を 192.168.1.2/24 などに手動で設定する。
    ※ EdgeRouter の初期 IP アドレスである、192.168.1.1 と通信できるようにします。
  2. 接続するマシンから EdgeRouter の eth0 ポートに LAN ケーブルを接続する。
  3. ブラウザから https://192.168.1.1 にアクセスする。
  4. SSL証明書の警告が表示されるが、無視して接続する。
  5. 初期ユーザー・パスワード でログインする。


CLI (コマンドラインインターフェース) へのアクセス方法

Web UI の CLI ウィンドウを利用する場合

ポイント

  • Web UI への接続設定が済んでいる必要があります。
  • ブラウザの再読み込みによって、以下のような問題が発生したりします。特にブラウザの自動リロードを On にしている方は、Off にしておいた方が良いかと思います。
    • リロードの度に CLI を開きなおし、再びログインが必要になります。
    • リロード前に Configure モードで設定した内容は、全てクリアされ、位置から設定し直す必要があります。

作業手順

  1. Web UI にアクセスし、初期ユーザー・パスワード でログインします。
  2. Web UI 画面右上の 「CLI」ボタンをクリックします。
  3. 画面中央に現れる半透明の 「CLI」ウィンドウにて、再度 初期ユーザー・パスワード でログインします。


シリアル接続 (コンソール接続) を行う場合

ポイント

  • EdgeRouter のコンソールポートのコネクタは RJ45 (イーサネットコネクタと同じ形) です。


作業概要

  1. RJ45 コネクタと、接続するマシンを繋ぐ以下のようなケーブルを用意します。
  2. 用意したケーブルの RJ45 コネクタ を EdgeRouter の Console ポートに接続する。
  3. 以下の設定で、Terminal Emulator ソフト[注釈 3]からシリアル接続を行う。
    • Baud rate : 115200
    • Data bits : 8
    • Parity : NONE
    • Stop bits : 1
    • Flow control : NONE


- 注釈 -
  1. ^ RJ45-to-DB9 ケーブル の例
  2. ^ 最近では、RJ45-to-USB ケーブルの方が便利かも知れません。
  3. ^ Terminal Emulator とは、例えば以下のソフトなどです。
    • Windows の場合、TeraTerm など
    • Mac OS X の場合、CLI として組み込まれている screen コマンド など


SSH (LAN 接続) を行う場合

ポイント

  • EdgeRouter の eth0 ポートに接続します。
  • EdgeRouter の IP アドレス初期値は、192.168.1.1 です。
  • EdgeRouter の初期設定 (工場出荷状態) では、DHCP サーバー機能が Off になっています。
  • EdgeRouter の初期設定 (工場出荷状態) で、SSH サーバー機能は On になっています。


作業手順

  1. 接続するマシンのネットワーク設定を 192.168.1.2/24 などに手動で設定する。
    ※ EdgeRouter の初期 IP アドレスである、192.168.1.1 と通信できるようにします。
  2. 接続するマシンから EdgeRouter の eth0 ポートに LAN ケーブルを接続する。
  3. SSH クライアントから 192.168.1.1 (Port 22) にアクセスする。
  4. 初期ユーザー・パスワード でログインする。


Telnet (LAN 接続) を行う場合

作業概要

Telnet は初期状態では、サービス Off ですので、SSH や Web UI から、サービス On に変更する必要があります。


初期ユーザー・パスワード

EdgeOS にログインするための初期ユーザー、初期パスワードは以下の通りです。

  • ユーザー : ubnt
  • パスワード : ubnt